暴落時の買い時はこれだ!初心者でもわかる暴落時の買い基準と投資のヒント

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こんにちは!現在、トランプ関税が猛威を振るい世界株全体が大きな下落局面を迎えています。
日経平均株価も直近1週間で4,000円近く値を落とし非常に厳しい状況です。ここで暴落時に買い向かいたいけどどんな基準で判断すればよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。今回は、暴落時に投資する際の購入基準を紹介します。

暴落時には、株価が大きく下がるため「今がチャンス!」と思って投資することもありますが、判断を誤ると大きな損失を抱えてしまうこともあります。だからこそ、適切な基準を知ることがとても重要です。

重要な投資指標で暴落時の買い基準を判断する


暴落時には株価の下落に関するいくつかの指標をチェックすることで、買い時を見極めることができます。特に注目すべきは、以下の指標です。

信用評価損益率 -15%
信用取引における評価損益が-15%を超えると、追証売りと言われてどうしても売らざるを得ない投資家が出てきます。
そうすると売り圧力が強くなり相場が過度に下がることが多くなります。この時期は、投資家心理が冷え切っているため、買い時のサインとも言えます。

騰落レシオ25日 80%
騰落レシオとは、株式市場における買いと売りのバランスを示す指標です。25日平均が80%を下回ると、市場の過剰な売りが続いているサインとなり、暴落が続いた後の反発を期待できます。

日経平均25日平均乖離率 -10%
この指標は日経平均株価が25日間の平均からどれだけ乖離しているかを示します。マイナス10%を超える乖離は、株価が過小評価されている可能性を示唆し、暴落後の回復局面を狙った買いのチャンスです。


暴落時の市場の異常サイン

市場で起こる暴落は突然訪れ、予測することは非常に困難です。どんなに注意深くチェックしても、暴落のタイミングや理由を正確に予測することはできません。上記に加え以下の指標も併せて確認すると安値で拾える確度が高まります。

日経ボラティリティインデックス 40超え
ボラティリティインデックスが40を超えると、相場の不安定さがピークに達し、投資家がパニック売りをしている可能性があります。ボラティリティが極端に高くなると、逆に回復の可能性が高まる時期でもあります。2024年8月のショック時は70を超えました。

東証プライム新安値銘柄数 500超え
これは、株式市場で新たに安値を更新した銘柄の数を示します。500を超えると、売りが過剰である証拠。市場全体が安値をつけた後に、上昇する局面を迎えることが多いので、このサインが出たときは、暴落買いのチャンスです。


投資家心理とその影響

投資において、特に暴落時に気をつけるべきなのが狼狽売りです。
せっかく優良な資産を購入しても暴落時に売却しては資産は増えません。資産が一時的に目減りすることはつらいですが、10~20年後を見据えしっかりホールドしましょう。
暴落時は恐怖や不安から過度に売られることが多く、冷静に投資判断をするのが難しくなります。ちなみに私は2024年8月のショック時は果敢に買い向かいました。また以下の指標も判断基準に加えるとよりパニック売りの状況であることがわかります。

  • RSI 30以下
    相対力指数(RSI)が30以下になると、売られすぎの状態を意味します。この時期に買いを入れると、リバウンドによる利益を得られる可能性が高いです。

  • PER、PBR、配当利回りレンジ
    株価が過度に下落しているとき、株の実際の価値を示す指標(PERやPBR)が適正範囲を下回ることがあります。このような銘柄をピックアップし、暴落後に回復を狙うことができます。参考までに日経平均PERは15倍を目安とすることが多いです。

歴史が教える株価の回復力:暴落時に投資を続ける重要性


リーマンショック、コロナショックから学ぶ株価の回復力

リーマンショックやコロナショックなど、過去の大きな経済危機は、株式市場に深刻な影響を与えました。リーマンショックでは、2008年に金融危機が発生し、市場は大きく下落しましたが、その後数年で株価は回復し、過去最高値を更新するまでに至りました。
同じように、2020年のコロナショックでは、パンデミックによって経済活動が停滞しましたが、各国政府の支援策やワクチンの普及が進むにつれて、市場は力強く回復しました。こうした歴史的な事例から、株式市場の回復力を知ることができます。

暴落時の不安を乗り越えるために:淡々と続ける投資の大切さ

短期的な市場の暴落が起きると、投資家は不安に駆られることが多いです。しかし、過去の経験からわかるように、株式市場は必ずしも直線的に上昇するわけではなく、波があるものです。
大きな下落があっても、時間が経つと回復するケースがほとんどです。そのため、焦って売却したり、過剰に反応したりすることなく、淡々と長期的な視点で投資を続けることが重要です。積立投資を活用することで、安定した資産形成を目指し、最終的にはリターンを得ることができるでしょう。

まとめ:暴落を恐れず、賢く投資しよう!


暴落時に重要なのは、感情に流されず冷静に市場を見極めることです。過去のデータや指標を参考にしながら、投資タイミングをしっかりと掴みましょう。

  • 暴落買い基準を参考に優良銘柄を安値で仕込む
  • リーマンやコロナでも結局株価は戻した
  • RSIや騰落レシオなどの指標を活用して、リバウンドを期待する

市場は常に変動していますが、長期的に投資を続けることで、安定したリターンを得られるチャンスが広がります。冷静に、そして賢く投資判断をすることが、あなたの資産形成にとって大切なステップとなるでしょう。

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